★とにかくパッション強いブレット・フォー・マイ・バレンタイン(BFMV)
それが第一印象。ギターソロも、つっかかるように速くて攻撃的。アルバム「Temper temper」の血染め?のジャケ写を見たときには、音のイメージとあいまって、そのCDがすごく怖いものに見えた(笑)。で、一時遠ざかったのですが。よわっ(笑)。でも、こういう印象を持たせるというのは、プロモーションとしては大成功ですね。
★「Tears don't fall」で偶然の再会
-ボーカル、マシュー・タックの強くも繊細な声-
その後、ふと巡り合ったこの曲、「Tears don't fall」で、印象がガラリと変わったんです。音楽聴いていると、時々、こういう「運命の出会い」チックな偶然がある。それが楽しい。今回は、偶然の「再会」ね。
パッションとか、アグレッシヴな感じはそのままで、歌メロラインがきれいにまとまっている変化を感じたのです。破壊的だけど、傷つきやすい脆さを感じられる歌い方。強くも繊細な声です。というわけで、一気に、ボーカルのマシュー・タックのファンに。いろいろ調べていると、一度、喉を傷めたとのことで、そういう経験も、声に良い変化をもたらした可能性大です。
★「Over it」、メロディラインが最高
進化してきた BFMV には、私好みのかっこいい素敵な曲だらけです。もう怖くありません(笑)。メインボーカルとデスボの対比がすごく素敵な「Over it」。メロディラインが最高。もう、ほかの音何もいらないや、ってぐらい好き。
★「Letting you go」、歌メロとドラムのリズムがかみ合う
歌メロとドラムのリズムがかみ合って耳に突っかかってくる感じが、小気味よいです。ボーカルのシャウトがつぶれることなく、クリアなのはすごいと思う。このクラッシュ感ありつつ、沈み込んだ調子も出せる。マシュー・タックも、表現豊かですごいなと思います。
★「Venom」、バラードでもしっかり BFMV らしさが
かと思うと、この「Venom」。しっとりとしたバラード調でも、しっかり BFMV らしさが出てます。初期の頃と比べると、だいぶ私好みに進化してきてくれてる感ありあり(笑)。というわけで、今後もファンとして BFMV 様を追い続ける所存です。